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インプラントと入れ歯、それぞれのメリット・デメリットをご紹介

歯周病や外傷などにより多くの歯を失ってしまったときの治療として、インプラントと入れ歯があり、どちらの治療を選択するかで悩む方が少なくありません。

ブリッジもありますが、適用条件が限られていることや残っている歯に大きな負担がかかることから、今回は除外いたします。


ここでは、インプラントと入れ歯の違いをご紹介します。インプラントと入れ歯のどちらの治療を受けるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。


インプラントと入れ歯のメリット・デメリット

以下の表は、インプラントと入れ歯のメリット・デメリットをまとめたものです。

メリットは青文字、デメリットは赤文字で記載しました。


項目

インプラント

入れ歯

費用

保険適用外のため高い

保険適用のため安い

審美性

自然な口元になり審美性が高い

金属が見えたり、不安定でガタつくため審美性は低い

咀嚼能力

天然歯の90%程度まで改善

天然歯の30%程度しか改善しない

装着感

違和感がない

違和感を感じやすい

安定性

安定している

不安定でガタつきやすい

発音

天然歯と同様に発音できる

発音が悪くなることがある

患者の負担

外科手術をするため負担が大きい

外科手術の必要がないため軽い

顎の骨の吸収

顎の骨の吸収を抑制できる

顎の骨の吸収が進んでしまう

治療期間

治療期間が3~6ヶ月と長い

治療期間が1~2ヶ月と短い

毎日の手入れ

天然歯と同じ手入れで良い

毎日取り外して洗浄しなければいけない

残存歯負担

ない

金具を引っかけたりするため負担が大きい

治療を受けられる条件

顎の骨の痩せ具体や健康状態によっては治療を受けられない

顎の骨の状態や健康状態に関係なく誰でも治療を受けられる


インプラントは、高額で治療期間も長いですが、治療が終わると天然歯と同じように生活できるようになります。

入れ歯は、費用が抑えられ治療期間も短いですが、機能面や審美面ではインプラントに劣ります。


インプラントと入れ歯のどちらを選んだほうがよいのか?

インプラントと入れ歯のどちらを選ぶかは、どの面を重要視するかによります。

費用面や治療期間を重要視する方は入れ歯を選び、機能面や審美性を重要視する方はインプラントを選ぶとよいでしょう。


インプラントは顎の骨、入れ歯は残存歯にダメージを与える治療のため、もとには戻りません。

どちらを選択するにしても、歯科医師によく相談して慎重に選ぶようにしてください。


まとめ

インプラントと入れ歯のメリット・デメリットや選択するときのポイントなどをご紹介しました。

どちらの治療を選択しても間違いではありません。

メリットとデメリットをよく理解して、後悔しない選択をしてください。


歯に関するお悩みや治療は、兵庫県JR三田駅より徒歩6分にある「あしざわ歯科医院」にご相談ください。

歯の治療や予防歯科・審美・入れ歯・差し歯・インプラントなどさまざまな治療を承っております。